2:不動産の買取の流れ

通常の売却よりは早く終わる不動産の買取り。ものすごく急ぎであれば、1週間で決済まで終わらせることもあります。

その流れですが…

ステップ①:事前調査

自分の不動産がだいたいどのくらいの価格なのか、参考値になりそうなデータを集めておきましょう。周辺の不動産売出し価格(新築・中古)なら集めやすいと思います。注意してほしいのは、チラシやネットの売出し価格はあくまでも”希望価格”です。簡易査定の結果、新築より高く出てしまう場合もあるので、私の場合は新築価格を見て、価格を調整します。やはり日本では、中古物件が新築より高い単価で売れるってことは少ないので。

ステップ②:査定依頼

これは皆さんそうするでしょうが、複数社に価格を聞いたほうが勿論いいです。注意したほうがいいのは、机上査定だけ高くて、現地調査の結果、難癖をつけて大幅に価格を下げている業者。あと、大事なのは、価格づけの根拠の確認です。”なぜその値段となったのか”は必ず聞きましょう。私は毎回、過去の成約事例や路線価くらいはすぐ答えられるようにしてから、現地に赴きます。

ステップ③:買取金額の決定
買取価格で合意ができれば、⑤の契約に進みます。買取価格については合意前に交渉もできます。他社はこの値段だった、とか近所はこのくらいの値段で売れたと当事者から聞いている、など。交渉の時は、その根拠となる資料やデータがあったほうが当然有利です。

 

ステップ④:引渡しまでの調整

買取の場合は一般に、決済までには退去しなければなりません。それも家は空っぽにして、退去します。売却が決まって決済までの期間が短いのに、引越し準備はこれから、となると大変です。早く家を現金化したい場合は、なおさらです。

 

ステップ⑤:売買契約
物件引渡し条件を確認したら、売買契約を締結します。契約の際は、不動産会社の宅建取引士が契約書内容などを読み上げます。そして契約書に署名、押印して、契約書を完成させます。このとき、手付金も受け取ります。

ステップ⑤:決済・物件引渡し
残金の受取りや鍵の受け渡しをします。具体的には司法書士が必要書類を確認し、売買代金の残金や固定資産税といった精算金を受取ります。