買い取りと競売市場の厳しさ

勤め先は、不動産の買取りもしています。買取りの流れは実にシンプルですが、住宅ローンがたくさん残っていると厄介です。

買い取りは「物件を安く買い叩く」というイメージがありますが、案外そうでもない時があります。やっぱり競争が激しいので、買い上がることもあり、薄利多売につながります。安く買える不動産は持主も安値で手放したいほどの物件なので、それだけ売りづらい、つまり在庫リスクが高いのです。

競売落札の業者は案外、倒産しているものです。仕事知人で競売入札を年間何百件もしている人がいますが、曰く『一件、利益が50万しかないこともよくある。数百万儲かるもの、損するもの全体で利益をならしていくしかないんだよね。こっちは買い集める物件のノルマもあるので、危ない橋も渡らざるを得ない。』

私の会社でも競売はウォッチしています。競売価格があまりに高騰しており、開札結果を見ると「よくこんな高値で落としたな…。」と思う案件は少なくありません。そういう意味では、まだ任意売却のほうが分があるのかもしれません。